History

エミューオイルの歴史

神の鳥「エミュー」

エミューはオーストラリアの国鳥で、アフリカ原産のダチョウについで世界で2番目に背の高い鳥類です。オーストラリア先住民は、エミューを「神の鳥」として大切にしてきました。

エミューは気温差のある砂漠地帯に生息し、寒暖の差にも強く何万年もの間、過酷な環境を生き延びてきた生命力の強さは、北海道という北の大地にも適応しました。エミューは雑食で、草や花、昆虫なども食します。体長は大人の背丈ほどにもなりますが、気性はおだやかで人懐っこい動物です。

エミューオイルの起源

エミューオイルの起源は、オーストラリア先住民がエミューの脂肪を切り傷や打ち身の薬として活用していたことに始まります。

時には傷ついた患部を脂肪の身で直接くるみ、日を当て溶解したオイルを染み込ませ治療したと言われています。

エミューオイルは、オレイン酸やリノール酸を多く含み、保湿性、浸透性が高いことから、抗炎症作用、経皮浸透作用、毛穴詰まり防止、乳化剤としての機能性が期待でき、スキンケア商品やマッサージオイルなどに活用されています。不飽和脂肪酸を多く含むため、食用としても価値が高く、オーストラリアでは、医薬品(TGA/MIMS)及び食品として認可されています。

3 major functions

エミューオイルの3大機能

オレイン酸

皮膚浸透性

エミューオイルは、皮膚の細胞を活性化させるオレイン酸を40~50%も含む,天然オイルです。オレイン酸が、オイル成分を皮膚表面から筋肉細胞まで速やかに運び、べとつき感をなくします。

多価不飽和脂肪酸

抗炎症効果

抗炎症効果を持つ多価不飽和脂肪酸のリノレン酸を5%以上、リノール酸を約17%も含み、皮膚の表面を細菌やバクテリアの増殖から保護します。

ビタミンE

酸化防止

酸化防止剤として知られるビタミンEは、新しい細胞の成長を助ける働きがあります。傷を治す効果など、皮膚のあらゆるトラブルに有益です。

Science

エミューオイルの科学

エミューオイルの脂肪酸組成は植物油のような構成で保湿性が高くベタつかないのが特徴です。エミューオイルは自然界において人間の皮脂成分に最も近く人間に不足している成分を自然に補います。

脂肪酸名 人の皮脂 エミューオイル オリーブ油 ローズヒップ油
ミリスチン酸 2.1 0.4 0 0
パルミチン酸 20.2 22 10.1 3
ステアリン酸 11.2 9.6 3.2 1
パルミトオレイン酸 3.8 3.5 0 0
オレイン酸(ω - 9) 30.8 47.4 73.8 10
リノール酸(ω - 6) 15.1 15.2 11.1 40
リノレン酸(ω - 3) 0.3 0.9 0.4 30
Our Quality

エミューオイルの品質

弊社では東京農業大学オホーツクキャンパスと連携しエミューオイルを生産しています。北海道網走市のエミュー牧場で孵化し、飼育し、精製、製品開発、販売までを一貫して行っており弊社エミューオイルは純北海道製です。

弊社では北海道の広大な牧場でエミューを飼育管理し高品質のエミューオイルを精製しています。また、その他部位についても有効活用しています。弊社ではエミュー肉・卵の販売もしており食品レベルの安全管理をスキンケア商品にも徹底しております。弊社エミューオイルは最高品質のエミューオイルであることをお約束致します。

一つの目安として弊社ではエミューオイルの酸価にこだわりました。酸価は油脂の性質を示す指標となる数値の一つです。酸価が低いほど油脂の精製程度、酸化安定性が高く、酸化の高いものより品質が良いとされています。

- 酸価
弊社 エミュー油 0.02
A社 エミュー油 0.45
B社 エミュー油 0.35

エミューオイルの効果は現代科学によって100%裏付けされているわけではありませんが、エミューオイルは古代から利用されており、安全で人や動物に優しいオイルです。

エミューオイルは安全なオイルですが、初めてのお客様はパッチテストを経てからお気に入りのスキンケア商品に加えていただけると幸いです。

パッチテスト
お風呂上がりなどの清潔な二の腕の内側に商品を少量つけて約30分後と1〜2日間は皮膚の様子を見てください。プツプツが出る、ヒリヒリする、かゆい、赤くなるなどの違和感がないようでしたら、商品との相性は良いといえます。
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